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鉄道の撮影トラブルについて


あなたは本当に「鉄道愛好家」ですか?

近年鉄道は、メディアで取り上げられ注目されるようになり華やかな趣味へと変貌を遂げました。
 しかしながらその一方でミーハーになったのも事実です。
最近では悲しい事件が相次いで起きています。
 2010年2月14日、20日と鉄道の運行が妨害されるトラブルが立て続けに起こりました。
JR西日本の沿線において、人が線路脇に立ち入ったことにより、電車は緊急停止となり、14日には上下19本が運休、26本が最大約40分遅れ約13000人に影響がでました。
 20日にも、上下6本に最大約10分の遅れが生じ約3500人に影響がでました。
この悲しい事件は、お座敷客車「あすか」の運転に際し、撮影を目的とする一部の鉄道愛好家による線路内の立ち入りによって発生いたしました。

鉄道愛好家とは、本来鉄道を愛すべき存在であり、鉄道の運行を妨げることなどあってはならないことです。

大半の鉄道愛好家はマナーを守り硬派に鉄道を愛しています。
 一部のマナー違反により、「鉄道愛好家」、さらに言えば「鉄道」のイメージまでも悪くしてしまうのです。

鉄道営業法第三十七条では「停車場其ノ他鉄道地内ニ妄ニ立入リタル者ハ十円以下ノ科料ニ処ス」と定められています(罰金等臨時措置法により、10円の科料とは今日では2万円の罰金となります)。

しかしながら大切なのは罰金をいくら払わなければならないかということではありません。鉄道愛好家が鉄道営業法第三十七条を適用されてしまうこと自体が大変悲しいことです。
 モラルを再認識し、上記の条文の存在を今一度深く考えるべきではないでしょうか。

そして、多くの名車や名列車が姿を消していくなか、その背景にある現在の鉄道が置かれている厳しい現実に目を向けるべきだと、切実に感じております。


2010年3月3日 史絵.



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